理事長挨拶

  時代の流れは、超高齢化が進展し、我が国は世界に前例のない速さで高齢化が進み、世界最高水準の高齢化率となっております。

  内閣総理大臣を会長とする「高齢社会対策会議」の報告書でも「人生90年時代」を前提としたものへ転換させ、全世代が参画した、豊かな人生を享受できる超高齢社会の実現を目指す必要があるとの認識が示されました。これからも一層、健康寿命の延伸、企業の健康志向などが求められることでしょう。

  我々中小企業診断士のグループは、健康寿命の延伸、企業の健康志向などの環境下で、中小企業診断士の役割を再考しました。中小企業診断士は、文字通り企業の経営診断による支援が本来の姿ではないでしょうか。つまり、企業診断による企業の安定化と健康経営の推進等が必要と判断しました。その実現の団体を、健全経営コンサルタント協会として設立しました。経営診断を強調したのは、中小企業診断士は、資格が認知されるには、必ず数社の企業実習の経験が必要になりますが、発足者で、理事長の私が、その数多くの実習指導員の経験を通じて、殆どの実習企業から感謝の気持ちを頂いたことが強い想いになっています。

  実習では、企業の今後の方向性や課題解決策を提示しますので、今後の企業活動のヒントや支援になるようです。当会は、こうした診断を基盤にして、創業、健全な経営、および経営の安定化・合理化・革新・ＩＴ化、人材育成等の幅広い経営支援活動を行い、もって地域経済および地域社会の活性化に寄与することを目的としています。

これに対応して、次の事業を設定しました。

(1)商工業者に対する経営診断、健康経営、経営相談、経営支援事業

(2)創業予定者に対する創業支援事業

(3)セミナー(健康経営、企業診断、補助金、企業経営に関連する事項)の実施事業

(4)その他、目的を達成するために必要な事業

これらを事業名にすると次の6事業になります。

①IT事業、②企業診断事業、③健康経営事業、

④創業支援事業、⑤セミナー事業、⑥補助金

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これらの事業を研磨してまいります。

活動としては、東京都管轄の特定非営利活動法人であり、東京及び東京近郊の地域活動を通じて、その地域の住民、および企業経営者・従業員、創業希望者を対象に地域貢献、社会貢献を目指して一歩一歩ですが着実に推進していく所存です。どうかよろしくお願い申し上げます。